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2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」石田三成や藤堂高虎を演じる追加キャストのコメントが到着!

■信長に徹底抗戦した、美濃・斎藤道三の孫 斎藤龍興/濱田龍臣

ⓒNHK

―オーディションを経て、斎藤龍興役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。

 

「龍馬伝」以来、大河ドラマにまた出演出来る機会を頂けたのがとても嬉しい限りです。

 

―龍興を演じるにあたっての意気込みをお願いします。

 

織田勢から見ると敵、となるとは思いますが、覚悟と信念を持った、視聴者の皆様の心に残るようなお芝居をお届けしたいと思っています。

 

―龍興にゆかりの深い、岐阜(美濃)の皆さんに向けてメッセージをいただけると幸いです。

 

斎藤道三の孫、そして美濃に密接に関わっている龍興役を本作にて、これぞ齋藤龍興!織田軍の相手として不足なし!と思っていただけるよう、龍興なりの覚悟や美濃への思い入れを抱え、精一杯演じて行きたいと思っています。

 

■数奇な運命に翻弄された浅井三姉妹の長女 茶々/井上和(乃木坂46

ⓒNHK

 

―オーディションを経て、茶々役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。

 

とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです。私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた「どうする家康」を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました。今回、オーディションを受けさせていただけることがまずは嬉しくて、とにかくオーディションに真摯に向き合おうという気持ちで挑みました。

そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています。新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるようにがんばりたいという気持ちが大きいです。

 

―茶々を演じるにあたっての意気込みをお願いします。

 

私は最初、茶々という人物に対して、気の強い女性という印象が強かったです。しかし調べていくうちに、実は自分の大切な人のために最善の策を取ろうと強く立ち続けた女性なのだと知りました。

そんな茶々を過去にたくさんの素晴らしい役者さんが演じられてきた結果、より魅力的で印象の強い人物となったんだと思います。

私はまだ演技経験も浅く、茶々という人物を演じることに対して不安もあるのですが、同時にこのような機会に胸が躍る私もいます。

激動の時代を激しく生きたこの茶々という女性の魅力を私なりに引き出せるよう、精一杯演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

―茶々にゆかりの深い福井県の皆さんに向けてメッセージをいただけると幸いです。

 

茶々を演じます、乃木坂46の井上和です。織田信長を伯父にもつ浅井三姉妹の中で、最も母・市に似ていたのが茶々ではないかと言われていると聞きました。特に越前での時間は、茶々の過酷な人生の中でも、とても強く関係している気がします。茶々の心情の変化や思いを福井県の皆様に見守っていただけたら心強いです!

 

■夫・前田利家とともに歩み、支え続けた賢妻 まつ/菅井友香

ⓒNHK

―オーディションを経て、まつ役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。

 

夢であった大河ドラマへの出演のチャンスに、胸の高鳴りを感じつつ、当日は夢中でオーディションに臨みました。お話をいただいた際は、素晴らしいチームの皆さまとご一緒できること、そして戦国時代を力強く聡明に生き抜いたまつ役を託していただけることに心から感謝し、万感胸に迫る思いでした。

台本をいただくまではまるで夢のように感じていましたが、現実であることを実感した今、安堵の気持ちと共に、新たな挑戦への高揚と緊張が入り交じった思いです。

 

―まつを演じるにあたっての意気込みをお願いします。

 

まつは、夫・前田利家の名声を支えながら、家族や家臣を守り抜いた力強い女性です。

同じ女性としても尊敬するまつとして生きられることに喜びを感じる一方で、歴代の大河ドラマにおいて主人公として描かれるなど、錚々たる役者の皆様が演じてこられた重責に、身を律する思いでおります。

人生の全てを注ぎ、学びを深めながら、芯の強いまつを真っ直ぐ演じさせていただき、「豊臣兄弟!」の世界をまつとして盛り上げられるよう、全身全霊で挑みたいと思います!

 

―まつにゆかりの深い石川県の皆さんに向けてメッセージをいただけると幸いです。

 

昨年の能登半島地震にてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

北陸に生きたまつさんは、ただ前田利家の正室というだけではなく、お互い協力し合って戦国を生き抜いた最強のパートナーだったと伺いました。

大東駿介さんが演じられる利家と共に、逞たくましく生き、現在においても大変な思いをされている石川県の皆様にとっても、少しでも楽しいひと時に感じていただけるよう、心を込めて演じさせていただきます。

そして、個人的にも石川県に足を運び、豊かな自然や伝統工芸、美味しい食等、数え切れない程の魅力を存分に堪能させていただきたいです。

皆様と直接お会いできる日を楽しみにしております。

 

■2026年 大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組ロゴ完成!

ⓒNHK

デザイン/田中伽奈芽(NHK映像デザイン部)
【田中伽奈芽氏コメント】
このロゴデザインは兄弟が共に築き上げた偉業、そして「陰の立役者」としての弟の重要性を強調する新たな視点を表しています。「!」は弟の存在に対する注目を示すシンボルとして使用しています。弟が隠れた力を持ち、世間の期待を超えて活躍する重要な役割を担っていることを強調するため「弟」に注意を向けロゴ全体に活気とインパクトを与えることを意識しました。築城に長けていた兄弟のイメージから石垣が積み重なっていく様子を文字の組み方に取り入れ、時間と努力を重ねた功績の象徴として用いています。またロゴの中に用いている石目模様は秀長の代表的な城、大和郡山城天守から取ったものです。下から上へと順に積み上げられた石垣が、農民から天下に這い上がっていく豊臣家と重なるのではないかと考えました。このロゴが皆さんに親しみを持って記憶に残っていくことを願っております。

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歴史人編集部れきしじんへんしゅうぶ

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